#91 いつものように


母が逝った。

長患いで、最後は自分で栄養も摂れない状態だった。

主治医から余命宣告と言っていい言葉を聞かされ、なにか途方に暮れる思いで病院を後にしたのが、ふた月ほど前だった。

それからの日々のなかで、なすすべもないまま、この歌をつくった。

ありふれたラブソングに聞こえるでしょうが、
これは母の歌です。

昨日、母を見送った空は、
青空でした。
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