暫くブログを更新しなかったら、すっかり死んだと思われているらしい。
「ツジウチ、死んだらしいぞ」と本人にメールしてくる奴まで居て、あやうく信じそうになった。
落語で行き倒れの死人を自分と勘違いして、「おい、俺、死んじまったのかよおっ」とか言って泣いているうち、ふと、「だけど死んでるコイツが俺なら、泣いてる俺は誰なんだ?」と気がつくというものすごいハナシがあるが、一瞬あんな気がした。
とか言っているうちに世の中はレイワとかになったらしいね。
令和、って書くんだっけ。
まあ良い時代になってくれれば、と思うのみである。
しかし元号が変わったトタン、万葉集がバカ売れしたり、今まで見向きもしなかった神社に人が殺到したり、大衆ってのもなんだかなあという気はする。
紙幣も一新されるらしいが、俺は樋口一葉という人が好きなので、淋しい気がしないでもない。
万札は誰なんだろう。
福沢諭吉とは疎遠だったな。
聖徳太子あたりがカムバックしてくれると、昭和ラブの俺としては嬉しいのだが、無理か。
いっそのこと、一万円は金太郎、五千円は桃太郎、千円は浦島太郎、でどうだ。
どうだ、って言われても。
まあ、いいや。
風薫る五月。
暇だ。