魚屋
フィールド・オブ・ドリームス

魚屋の夢
畑のド真ん中の魚屋
畑の真ん中に次々とお客が集まる
杖をつき、毎日
買いに来てくれる
おばあちゃん。
 本当に遠くから
来て頂いているん
です。感謝!感激
です!
活きのいいタイだよ。黒木社長 遠くからの道のり、気をつけてね。
ケビン・コスナー主演映画「フィールド・オブ・ドリームス」のように
ある時、ふっと宮崎シーガイア近くの畑のド真ん中で思いついた。

 「ここで魚を売りたい!」 新鮮で良い魚には自信があるから、
きっと遠くからでもお客さんは買いに来てくれる。
 お金も無くやっと土地を借りれたのは幹線道路から外れた、
周りに何もない畑の中だけど、祖父や祖母、親父や兄貴の分まで、
三代目としてここで頑張りたいと思った。

 「採れたての美味しい魚を、門川から最短時間で持ってくれば
魚好きの人が増えてみんなが喜んでくれる」と信じて。

 やはり、親戚や周りのみんなには、大反対されたのだが新天地
人口の多い宮崎市で商売の建て直しを始めた。

 開店当初は、近所の人がびっくりして「畑に魚屋?」と言っていた
のが、徐々に年中無休の新鮮な魚の評判を聞きつけ、遠くからも
買いに来てくれる人で一杯に。そして、いつも夕方には全て魚が
売り切れてしまう。

 あまりの新鮮さの為、お客さんが戸惑った事もあるようだ。
取れたての死後硬直のきていない、柔らかい魚を見て
「古い魚じゃないの?」と思ったらしい。テレビ等の情報番組で
「魚は硬いものを選ぶ事」と聞いていたのだ。

 鮮魚は、時間経過と共に●取れたて(柔らかい)→●死後硬直
(硬くなる)→●鮮度が落ちる(再び柔らかくなる) となる。
一般的な鮮魚の流通が、取れたてから2・3日である為、「新しい
魚は硬いものを選べ」となるのである。

 マルケイは正に常識外れの新鮮さで、それはイケスの泳いで
いる魚より旨いのだ。正確には温度管理されていなかったり、
エサを2・3日食べていない魚より旨い。(餌締めの方法として
磯臭さを抜く方法もあるが、自然に海を泳ぎ餌を食べ、自然海流で
エラ呼吸し酸素を取り込んだ魚の身にはかなわない)
 一般のイケスの活魚より、海から取れたて4・5時間の鮮魚の
方が値段も安くはるかに旨い。

 魚が売り切れてしまって、お客さんが来た時にはイケスの活魚を
すくって鮮魚料金の安い値段で売ってあげている。
 次の日そのお客さんが来て、不思議そうに「いつもの安い鮮魚と
同じ位おいしかった」と笑って話しかけてくれる。
 それもそのはず、マルケイは活魚も鮮魚も朝採れなのだ。

 本人は「お陰様で行列まで出来るようになりました。」と謙虚に
明るく話す。

 さらに地元でも有名な寿司屋さんや、割烹旅館さん、ホテルさんに
至るまで買いに来てもらえるようになり、宮崎店に採れたての魚が
着く頃には、すでに業者さんのトラックが待っていて、少しでも早くと
魚の積み下ろしまで手伝ってくれる人間関係の良さが印象的だ。

 魚好きの人が集まる、夢の
「フィールド・オブ・ドリームス」を見た
思いがした。
 そして、今日も採れたて最短時間の新鮮な魚を求めて、遠くから
来たお客さんの行列が続く。

宮崎店に魚が届くと
なんと、板さんが手伝ってくれるのだ

板さんが積み下ろしを手伝ってくれる
料理の腕は一流の人ばかりだ
こだわりの寿司屋さんが集まる
次々と業者さんがやってくる


一般のお客さんが板さんに聞く
良い魚かい?超良いですよ
○寿司が言うなら間違いない
この魚をもらう、と買っていた
魚が店に着くと、すぐレジに
行列が出来てしまう。良い魚に
板さんの顔もほころぶ


苦労を支えてくれている
暖かい家族です

美人の奥さん、由紀子さんです
家を支えてくれています
元気な社長の母、ハルコさん84歳
市場では最古参なのだ


魚好きが集まって来た
魚屋さんが魚屋で修行する
「愛の貧乏脱出大作戦」?

マルケイ水産で修行中の
時任鮮魚店2代目、時任さん


「この年になって魚屋の楽しさや
マルケイ社長の面白さに、
はまってしまいました。1から
修行しています」と話す。

大好きだった酒を断ち
住み込みで付きっきり、勉強
している。仕入れ、運搬、片付け
徹底した掃除、魚の勉強。

常にメモ帳を持ち歩き、書き
留める程、真面目で人あたりの
良い性格である。
修行中の時任鮮魚店の時任さん 魚屋歴は50数年でも勉強家だ
宮崎市の繁華街にある西橘通りで、親の代からの魚屋をやっていました。
 近所は戦後からの青空市場で市民にも愛され賑わっていたのですが、
道路の私的使用という事で、市の区画整理となり集客力のあった近所の
青空市場は消え、商店街は元気が無くなりました。

 次第に売上げは減り、お客さんも減っていきました。ある時、長年の
付き合いの寿司屋さんから「時任さん、最近、元気のいい魚屋が出来とる
よ。俺が紹介するから話聞いて勉強してみらんね。このままじゃ俺たちも
悪いけど魚は買えんなるよ」と言われ、その元気のいいマルケイ水産を
訪ねる事になったのです。

 街外れの畑の真ん中に魚屋はあり、何処から来たのか大勢の人で
ごった返して、レジには行列が出来ている。
 魚の量・種類も凄く多く、自分が仕入れていた市場では見た事の無い
鮮度の良い魚が並んでいる。そして店の活気に圧倒されてしまいました。

マルケイの社長に会った時、おもいきって「魚の勉強をさせて下さい」と
頼んだら「じゃあ、うちで住み込みで仕入れから勉強してみる?給料は
出すし、食費・住宅の費用もいらないから、まるまる給料は残るよ」と
言ってもらったので、覚悟を決めて一時、店を休業して修行する事に
したのです。

 幸いな事に、私は借金は無かったので追われるものは無かったの
ですが、先の事を考えるとやはり不安でした。今、勉強させて頂いて
毎日新しい発見があり、とても為になっています。
 私の家の近所では、今頃、時任鮮魚店は閉めてしまったと思われて
いるかもしれませんね(笑)
          時任成興 60才



連絡先
リストマーク マルケイ水産
  ●宮崎店  〒880-0123
宮崎県宮崎市大字芳士3701−43
TEL:0985-37-0490
★魚に関するお問い合わせは宮崎店へ
●門川店 〒889-0603
宮崎県東臼杵郡門川町加草2333
旬鮮かどがわ直売センター内
TEL:0982-63-1177 
●門川事務所  〒889-0621
宮崎県東臼杵郡門川町東栄町2−1−32
TEL:0982-63-1177

マルケイ水産代表取締役 黒木和雄
 門川漁協鮮魚組合長
マルケイ水産協賛店
●ニシムラ  〒883-0021
宮崎県日向市財光寺796−1
TEL:0982-54-7229

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著作者 旅人
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